Google for jobsとは?求人市場やアフィリエイト広告にもたらす影響
「Google for jobsってなんのこと?」
「Google for jobsが実装されて何か影響あるの?」
今回はこんな疑問にお答えします。
➡今回の記事内容
①Google for jobsとはどんなサービス?
②Google for jobsは求人サイトにとって大打撃?
③Google for jobsはアフィリエイト広告に影響あるのか
上記3本立てでお送りします。
アメリカでは以前より導入されていたようですが、ついに日本にもGoogle for jobsが導入されましたね。
本記事ではGoogle for jobsについて自分なりに調べてまとめてみましたので、解説していきたいと思います。
普段Googleを使っている方、仕事を探している方は是非ご覧ください。
Google for jobsとはどんなサービス?
では最初にGoogle for jobsを知らない方のために簡単に解説していきます。
Googleがリリースした求職者向けサービス
Google for jobsは2019年1月24日に日本にも導入されたGoogleの新機能です。
仕事やアルバイトを探している人に特定の検索キーワードに対して、求人を表示させるシステムです。
例として「表参道 イタリアン バイト」と検索してみました。
上の画像の様に、検索窓の下に求人が表示されるので、求職者にとってより早く求人を見つけることができるようになりました。
さらに求人をタップすると上の画像の様に、求人の詳細が出てくる仕様となっています。
応募ボタンをタップすると掲載元のwebサイトに遷移して、応募することができます。
『高時給』『おしゃれ』などのニーズに応じた求人を表示することもできる
さらに驚きなのがGoogle for jobsでは求職者の検索ニーズに合わせて求人を表示することができるのです。
アルバイトを探すときなどに、
・高時給
・おしゃれ
・短期
・日払い
と条件を付けて検索する方は多いと思います。
そんな検索ユーザーのニーズもGoogle for jobsは答えることができるのです。
すごいですね...笑
掲載するにはGoogleに認められる必要がある
Google for jobsへの掲載はGoogleに認められる必要があります。
認められるといっても審査とかではないです。
具体的には、求人情報を構造化データとしてGoogleにクローリングを行ってもらうことで求人情報をGoogle for jobsに表示することができるのです。
流行りのIndeedには求人サイトが無くても求人情報を掲載することができましたが、Google for jobsでは独自の求人サイト(URL)が必要になりますね。
Google for jobsは求人サイトにとって大打撃?
それではGoogle for jobsが今後どんな影響を与えるのかを考えてみました。
求人系サービスに打撃?
マイナビ、Indeedなどの求人サイトサービスが一番打撃を受けるのではないでしょうか。
今までは「表参道 イタリアン バイト」などと検索すれば、求人サイトへ直接検索ユーザーが訪れていましたよね。
ですが、今後はまず目にするのはGoogle for jobsの求人です。
もちろんマイナビなどの求人も表示されますが、
上記の画像の様に複数の求人サイトから一度に求人情報を取得することが可能となります。
つまり、求職者が自社のサービスサイトから求人応募する確率が低くなるということです。
Indeedはクリック課金型の求人広告となるため、結果的にトラフィックが減って売り上げも減少するのではと考えられますね。
今後、マイナビやIndeedはサイト内で求人を探す価値というのを強くしていかないとGoogle for jobs頼りとなってしまう可能性がありそうです。
【掲載費無料】個人店、小規模企業でも掲載できる
個人経営の飲食店や、小規模の企業にとってGoogle for jobsは非常にメリットが多いサービスです。
Google for jobsの掲載費用は無料です。
自社の求人サイトがあって、求人情報を構造化する技術があるのであればGoogle for jobsに掲載することができるので、どんな小規模店舗にも掲載のチャンスがあるということになります。
結果広告費用をかけずに、採用者を獲得することができるのです。
Google for jobsはアフィリエイト広告に影響あるのか?
ここからは、主にアフィリエイト広告でお金稼いでいる人向けの記事ですので、興味がある方のみご覧ください。
今のところアフィリエイト広告にそんなに影響はない?
現状だとそこまでGoogle for jobsはアフィリエイトに影響はないのではと考えています。
理由として、検索ユーザーの属性が異なるという点です。
Google for jobsは働く場所や職種が決まっている人に表示されます。
アフィリエイトサイトは職種は決まっているものの、課題や悩みがある人対して表示されることが多いです。
具体的には、
- 「エンジニア 転職 表参道」→Google for jobsが表示される
- 「エンジニア 転職 未経験」→アフィリエイトサイトが表示される
といった様に微妙な違いですが、検索者の意図が異なることが分かります。
この理由から、現状ではそこまでGoogle for jobsはアフィリエイト広告に影響はないのではと想定しています。
とはいっても…今後のアップデート次第
ですが、アフィリエイト広告はGoogleの配下でコントロールされています。
いつどんなことが起きるかはGoogleが握っているといっても過言ではありません。
例えば、
「エンジニア 転職 未経験」といったワードでもGoogle for jobsが表示される仕様になることも可能性としてはあり得ますよね。
Googleは定期的にアップデートを繰り返しますので、現状は大丈夫でも今後アフィリエイト広告に影響を及ぼす可能性もありそうですよね。
まとめ:Google for jobsは世の中に大きな影響を与える
最後に今回の記事のポイントをまとめます。
- Google for jobsは求職者向け新サービスのこと。
- 地域や条件ごとに表示する求人が変わる。
- 求人サイトに打撃を与えそう。
- Google for jobsとアフィリエイト広告の今後の展望が気になる。
以上です。
Googleは検索ユーザーを一番に考えるサービスですから、こういったサービスをリリースすることもうなずけますよね。
それほどGoogleの立ち位置が世の中にとって重要なサービスとなっているという気がします。
今回は求職者への求人表示サービスですが、今後もっともっと便利なサービスをリリースしてくることも大いにあり得ますよね。
というわけで、以上Google for jobsについてのまとめとなります。