若手俳優が2.5次元舞台に出るには?【必要なのは人脈とスキルです】

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「2.5次元舞台に出演したいんだけど、どうしたら良いんだろう・・・」

「歌とダンスに自信があるから、2.5次元舞台に挑戦してみたい!」

今回の記事はそんな悩みを抱えている方におすすめです。

➡今回の記事内容

①【人脈編】若手俳優が2.5次元舞台に出るには?

②【スキル編】若手俳優が2.5次元舞台に出るには?

上記の二つの内容にフォーカスしてお送りします。

舞台を中心に活動されている方なら感じるかと思いますが、2.5次元舞台の勢いって凄まじいですよね。

昔はテニスの王子様が一強で人気という感じでしたが、最近では『刀剣乱舞』や『ハイキュー』『NARUTO』なども非常に人気の作品です。

魅力的なのは、一度2.5次元舞台に出演すればある程度の知名度人気を得ることができるので、若手舞台俳優は是非とも出たいジャンルの舞台だと思います。

そこで今回は、僕の過去6年間の俳優経験から得た知識をフル活用して、2.5次元舞台に出演する為の方法をまとめてみましたので、是非ご覧ください。

 

【人脈編】若手俳優が2.5次元舞台に出るには?

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それでは2.5次元舞台に出る為の方法、まずは人脈編を解説していきます。

2.5次元舞台に実績のある事務所に所属する

2.5次元舞台に出るには、出演実績のある俳優が所属している事務所に入る方法が一番手っ取り早いです。

事務所の俳優が過去に2.5次元舞台に出演していれば、演出家や脚本家などの舞台スタッフとの繋がりを事務所は得ることができます。

舞台の世界は意外と細かい繋がりから出演を決めている俳優も多く、純粋にオーディションから勝ち上がってくる俳優は実は少なかったりします。

自分が所属している事務所に2.5次元舞台の実績があれば、いきなりオーディション最終審査からの参加や、メインではないですが役付きの出演が舞い込んできたりすることも多々あります。

ただし、事務所が求めている人材とマッチする必要もありますし、顔が整っている、ダンス・歌が上手いなど技術的な部分も磨いておく必要があります。

2.5次元舞台のアンダー(代役)に入る

2.5次元舞台へ出るには、演出家や脚本家とのつながりも大事と冒頭で記載しましたが、やはりリアルの現場に絡むということも、出演チャンスを得るうえで大事です。

現場に絡む方法の一つに『アンダー』に入るという方法があります。

アンダーとは『出演者の代役』という意味で、主役やサブキャストが他の仕事に稽古で来れない時に代役となって、段取りなどを覚える役割の事です。

代役なんてやったところで無駄でしょ、、、という意見もありますが、代役でも演出家や殺陣師が芝居や歌を見てくれることになりますし、「あれ、この子代役だけど上手だな」と思わせたら勝ちです。

どんなにたくさんオーディションを受けるよりもぶっちゃけ効果があります。

ただしアンダーになるには、普段から様々な仕事のスタッフをこなしていく必要があって、常に横のつながりを作り続けないといけません。

なかなかアンダーになるのも大変だったりしますが、一度顔を覚えてもらえれば何度も呼ばれることになりますので、根気よく人脈を広げていきましょう。

【スキル編】若手俳優が2.5次元舞台に出るには?

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次に2.5次元舞台に出る為のスキルという視点で解説していきます。

ダンス・歌のスキルを磨く

2.5次元舞台に出るにはダンスや歌唱力などの技術的なスキルも磨く事は必要です。

もし現在所属している事務所がそこまで大きくない、力を持っていないということであれば、自らのポテンシャルで2.5次元舞台への出演を勝ち取るしかないです。

2.5次元舞台は容姿や動き方、声質までをキャラクターに近づける必要があって、単純に芝居が上手いだけでは出演することは難しいです。

ダンスのスキルについてはある程度運動神経が良ければ、稽古期間中になんとかなったりします。

ただ歌唱力に着いては、すぐにスキルアップできるかと言われると正直微妙です…。

自分の歌声に自信がない、出せる音域が狭いという方は一度ボイストレーニングに通ってみる事をおすすめします。

2.5次元舞台以外の現場でも、ボイトレは必ず役に立ちますし、やっといて良かった…!となること間違いないです。

俳優がボイトレを行う必要性については『俳優・声優にとってボイトレは必要?【歌えない役者は損をします】』にてまとめていますので是非ご覧ください。

www.tidalog.life

2.5次元俳優専門の養成所に通う

2.5次元舞台に出るには、専門の養成所に通うことも一つの手です。

単に俳優になりたい!ということであれば、エキストラや劇団に所属することも良いですが、2.5次元舞台の場合は少々身に着けるべき技術が一般的な路線と異なります。

もちろんベースとなるのは『芝居』ではあるのですが、他にも、ダンス・歌・アクション・殺陣など、無くてはならないスキルがたくさんあります。

独学で身に着けることもできなくはないですが、2.5次元舞台専門の養成所に通ってしまう方が早いということもあります。

年齢が若ければ若いほど有利ですので、2.5次元路線で売れたいという方は専門学校も視野に入れるべきですね。

代々木アニメーション学院では新たに2.5次元演劇科が新設されたので、代アニは要チェックです。

ネルケプランニングマーベラスなど、2.5次元の二大巨頭の製作会社がバックについている養成所です(気になる方は資料請求だけでも行ってみましょう。) 

まとめ:2.5次元舞台に出るには『人脈』と『スキル』が必要です

最後に今回の記事のポイントをまとめます。

  • 2.5次元舞台に出るには出演実績のある事務所に所属する
  • ダンスや歌、殺陣などの技術的な部分を日々磨く
  • 2.5次元専門の養成所もあるので総合的に学びたいなら調べてみる

以上です。

 

2.5次元舞台は予想以上に盛り上がりを見せているジャンルの舞台です。

一度出演しすれば、応援してくれるファンも急増すること間違いないので、チャンスがあればオーディションを受けるなど貪欲に出演機会を狙ったほうが良いです。

出るには大変なこともたくさんありますが、それ以上に幸せなことが待っていますので頑張って日々自分を磨いていきましょう。

 

最後まで読んで頂き有難うございました^^